重い荷物を持ち上げる時、写真を撮る時、みんなでジャンプする時。 日本人の心に染み付いた魔法の掛け声、「せーの!」。
当たり前のように使っていますが、ふと考えてみると不思議な言葉だと思いませんか?「せー」って何?「の」ってどこから来たの?
実はこの言葉、一説には明治時代のフランス語が由来だという驚きの説があるんです。 この記事では、「せーの」に隠された意外な語源から、日本人が大切にしてきた「息を合わせるリズム」の秘密までを詳しく紐解きます!
🧐 「せーの」の役割:なぜ「せーの」で動けるのか?
「せーの」は、複数の人が同じ瞬間に力を出すための**「予備動作」**の役割を果たしています。
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「せー」で準備し、
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「の」でタイミングを合わせ、
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「(無音)」の瞬間に力を爆発させる。
このリズムが日本人のDNAに刻まれているからこそ、私たちは初対面の人とでも完璧に息を合わせることができるのです。
🇫🇷 【驚きの語源】フランス語の「C’est un(セ・アン)」説
最も有力で面白いとされているのが、明治時代のボート競技に由来する説です。
当時、日本にボート(ローイング)を教えに来たフランス人指導者が、漕ぎ出す合図として「C’est un, deux, trois!(セ・アン、ドゥ、トロワ!)」(それ、1、2、3!)と声をかけました。
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C’est un(セ・アン) = 「さあ、1(だ)!」
この「セ・アン」が、当時の日本人の耳には「せーの!」と聞こえ、それがいつの間にか作業やスポーツ全般の掛け声として広まったというものです。もしこれが本当なら、私たちは毎日フランス語で息を合わせていることになりますね!
🇯🇵 【もう一つの説】日本古来の掛け声説
もちろん、純粋な日本語から生まれたという説もあります。
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「さあ、えい、のう」変化説 重いものを運ぶ時の「さあ(準備)」「えい(気合)」「のう(確認)」という言葉が縮まって「せーの」になったという考え方です。 どちらの説にせよ、「バラバラの心を一つにする」という目的は共通しています。
💡 「せーの」を使いこなす!日常の場面
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スポーツの現場で: 「せーの!」でスクラムを組む、一斉にスタートする。
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写真撮影で: 「はい、チーズ」の代わりに「せーの!」でポーズ。
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重い荷物を持つ時: 「せーの」があるだけで、不思議と力が湧いてきます。
✅ まとめ
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「せーの」は、一瞬で心を一つにする魔法のリズム。
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語源はフランス語の「C’est un(セ・アン)」が有力!
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明治時代のボート競技から広まった、歴史あるハイカラな言葉。
次に「せーの!」と声をかける時は、明治時代のボート漕ぎたちの姿をちょっと思い浮かべてみると、いつもより少しだけ力が湧いてくるかもしれません。
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