「案内文の途中にポツンとある『記』って、どんな意味?」 「メールの最後に『以上』だけ書くのは失礼じゃない?」
ビジネス文書やメールで当たり前のように使われている「記」と「以上」。 実はこれ、単なる飾りではなく、「ここからが本題」「ここで終わり」という重要なサインなのです。
正しく使い分けないと、読み手に「どこが重要なのか分からない」「ぶっきらぼうな印象だ」と思われてしまうことも……。
この記事では、「記」と「以上」の役割の違いから、セットで使うべき黄金ルール、相手に失礼のない丁寧な書き方まで、例文付きでスッキリ解説します!
🧐 「記」と「以上」の役割は全く違う!
一言でいうと、「記」はスタートの合図、「以上」はゴールの合図です。
| 言葉 | 役割 | イメージ |
| 記(き) | 情報の入り口。これから詳細を箇条書きしますよ、という合図。 | 「ここをチェック!」 |
| 以上(いじょう) | 情報の出口。ここで文章は全て終わりですよ、という合図。 | 「おわり」 |
【記】の使い方:情報の「整理整頓」
「記」は、ダラダラ長い文章を避け、日時や場所をパッと見やすくするために使います。
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ルール: 必ず中央に「記」と書き、その下に箇条書きをします。
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例文:
親睦会を下記の通り開催いたします。
記
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日時:〇月〇日 18:00〜
- 場所:〇〇レストラン以上

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【以上】の使い方:最後を「締める」
「以上」は、情報の漏れがないことを示し、読み手に「まだ続きがあるのかな?」と不安にさせないために使います。
- 丁寧に見せるコツ:目上の人や社外へのメールでは、「以上」だけで終わらせると少し冷たい印象になることがあります。
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NG例: 「〜です。以上」
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丁寧な例: 「以上、ご確認のほどよろしくお願い申し上げます。」
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💡 「記」を使ったら「以上」はセット!
ビジネス文書の鉄則として、「記」で始めたら、必ず右下に「以上」で締めるというセットルールがあります。
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なぜ?: 「記」によって「ここから詳細が始まります」と宣言した以上、「ここで詳細が終わりました」と伝えないと、書類が完結しないからです。
✅ まとめ
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「記」は箇条書きのスタート。
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「以上」は文章のラスト。
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フォーマルな案内状なら「記〜以上」のセットが正解。
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丁寧さを出したいなら、メールでは「以上、よろしくお願いいたします」と続ける。
この基本を押さえておけば、どんなビジネス文書も「デキる人」の仕上がりになりますよ!
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