夏の風物詩といえば、キンキンに冷えたスイカ! 漢字では一般的に「西瓜」と書きますが、なぜ「西」という字が使われているか知っていますか?
「西にあるウリなの?」「じゃあ東瓜や南瓜もあるの?」 そんな疑問を持つ方も多いはず。実は、スイカにはもう一つ、その特徴をズバリ表した漢字表記もあるんです。
この記事では、スイカの漢字の由来から、英語の「Watermelon」との意外な共通点まで、分かりやすく解説します!
🧐 スイカを漢字で書くと?2つの表記
スイカを表す漢字には、大きく分けて2つの書き方があります。
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西瓜(せいか / すいか) 最も一般的な表記です。中国から伝わった言葉がそのまま定着しました。
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水瓜(すいか) スイカの最大の特徴である「水分の多さ」に注目した、日本独自のニュアンスが強い表記です。
🌏 なぜ「西」なの?「西瓜」の由来
スイカの原産地はアフリカですが、日本には中国を経由して伝わりました。
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由来: 11世紀頃、西方のウイグル(現在の中国の西側)から中国へ伝わったため、「西から来た瓜(ウリ)」という意味で「西瓜」と名付けられました。
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読み方のナゾ: 中国語では「シーグァ(Xīguā)」に近い発音ですが、日本に入ってきた際に「スイカ」という読み方で定着しました。これは当時の中国の古い発音や、なまりが影響しているといわれています。
💧 日本らしい名前「水瓜」とWatermelon
もう一つの表記「水瓜」は、まさにスイカの正体を表しています。
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特徴: スイカの約90%以上は水分です。その瑞々しさを表現するために、日本では古くから「水瓜」とも書かれてきました。
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世界共通のイメージ: 英語ではスイカを「Watermelon(水のメロン)」と呼びますよね。東洋でも西洋でも、「これはほとんど水でできている瓜だ!」と感じる感性は同じだったようです。
💡 【豆知識】ウリ科の「東西南北」コンプリート!
メロン(甜瓜)の記事でも触れましたが、中国では外来のウリ科植物に方角をつけるのがブーム(?)でした。
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西瓜(スイカ)
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南瓜(カボチャ)
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冬瓜(トウガン) ※冬まで持つからという説と、東瓜が変化したという説があります。
残念ながら「北瓜(ほっか)」は一般的な野菜としては定着しませんでしたが、スイカは「西の代表」としてその名を轟かせているわけです。
✅ まとめ
スイカを漢字で書くと、伝来ルートを表す「西瓜」と、その瑞々しさを表す「水瓜」があります。
次にスイカを食べる時は、「西からはるばるやってきた水のウリなんだな」と思い出してみると、一味違った楽しさがあるかもしれませんね!
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