「伝統が脈々と受け継がれる」「その精神は今も脈々と流れている」 絶えることなく続いていく様子を表す「脈々と」という言葉。
最近では、2025年大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク(MYAKU-MYAKU)」の名前の由来としても注目を集めました。
でも、意外と正しく使いこなせているでしょうか?
結論からいうと、
「脈々と」とは、血筋や伝統などが絶えることなく、ひとすじに続いている様子。 まるで体の中を流れる「脈(血管)」のように、命や思いが途切れずに流れるイメージです。

この記事では、言葉の語源から、ミャクミャクという名前に込められた願い、そして日常で使える例文まで分かりやすく解説します。
🧐 「脈々と」の語源と深い意味
この言葉のポイントは、やはり「脈」という漢字にあります。
-
語源: 私たちの手首で刻まれる「脈動」や、全身に張り巡らされた「血管」を指します。
-
ニュアンス: 単に「続いている」だけでなく、「命の源が、絶えることなく力強く流れ続けている」という、生命力あふれるイメージが含まれています。
一瞬の途切れもなく、過去から未来へと繋がっていく重みのある表現なんですね。
🌟 大阪万博「ミャクミャク」との関係
なぜ、あの不思議なキャラクターは「ミャクミャク」と名付けられたのでしょうか?
公式な由来によると、
-
「脈」=生命そのもの。
-
「脈々と」受け継がれてきた私たちのDNAや知恵、技術。
これらを未来へ繋いでいくという「生命の連続性」がテーマになっているそうです。言葉の意味を知ると、あの姿もなんだか深いメッセージに見えてきませんか?
📝 「脈々と」の正しい使い方と例文
「脈々と」は、歴史や想いなど、目に見えないけれど大切なものが続いている時に使います。
-
伝統・文化に: 「この村には、古くからの祭りが今も脈々と受け継がれている。」
-
血縁・DNAに: 「彼の一族には、芸術家の才能が脈々と流れているようだ。」
-
精神・思想に: 「創業者の理念は、100年経った今も社員一人ひとりに脈々と息づいている。」
⚠️ ここに注意!
「脈々と」は「良いもの」や「生命力があるもの」が続く時に使うのが一般的です。「渋滞が脈々と続いている」といった使い方は不自然なので、「連々と(れんれんと)」や「延々と」を使いましょう。
🔄 似た意味の言葉(類語)
| 言葉 | ニュアンスの違い |
| 脈々と | 命や精神が、内側で力強く流れている感じ。 |
| 連々と | 物事が鎖のように、長く繋がっている感じ。 |
| 滔々と(とうとうと) | 水が勢いよく流れるように、淀みない感じ。 |
✅ まとめ
「脈々と」は、私たちが先人から受け取り、そして次世代へ渡していく「バトン」のような言葉です。
万博のミャクミャク様を見かけたときは、ぜひこの言葉が持つ「生命の繋がり」という深い意味を思い出してみてくださいね。
あわせて読みたい!言葉の由来シリーズ
「集大成」の意味とは?努力が実を結ぶ瞬間の正しい使い方 ※積み重ねたものが形になる「集大成」と、流れ続ける「脈々と」。セットで読むと深まります!

